初秋の湿原をゆく(その2・ラベンダー編成走行編) [はつかり(鉄系)]
初秋の湿原をゆく(その2・ラベンダー編成走行編)
根室までのラベンダー編成本運転の日、この日は、帯広を朝出てやってくるので、厚岸付近に来るのは12時過ぎゆっくり釧路を出て厚岸駅へ。
厚岸では「カキ祭り」が開催されるため、8時の普通列車は2両編成に増結が続いていました。
釧路(818)-(911)厚岸[5627D]
厚岸から歩くこと45分ほど、昨日と同じA地点でにやってきました。
今日は他に2人の同業者の方がいらっしゃいました。
お1人は、カメラにドローン撮影を兼ねてらっしゃる本格派。
3629D快速「ノサップ」も祭り対応で2両編成
このポイント、後ろを振り返っても湿原の端っこが見えるのですが、送電線が入ってしまいます。
奥の方を見ることができるポイントまで移動しまして・・・
はるか別寒辺牛湿原を行く快速「ノサップ」
今度は根室方面から、朝乗ってきて編成が戻ってきました。
緑のキハ40四季の恵み+赤いキハ54
映えますね~。
足元を回って南側へ・・・
キハ54の山側は白いので、目立ちません
続いて、「北海道ひとめぐり」の団体列車がやってきます。
最近では花咲線に長い編成の列車が入ることはまずないので、貴重な景色になります。
5両編成の261系ラベンダー編成がやってきました
湿原の中を抜けてゆきました。
湿原から山林に上ってゆきます
絶好の好天の中、乗客の皆さんも湿原の景色を楽しまれていると思います。
261系は根室まで行き、大体の方はバスで観光、その間に車両は釧路まで回送されます。回送列車の通過予定は16時半過ぎで日没ギリギリ。低い丘陵の影が上てしまう頃と思われます。復路分は昨日いったCポイントの手前の丘、Bポイントの送電線の下あたりに行ってみます。電力会社の巡視路が整備されていますので、簡単にたどり着くことができました。
下り5631Dを後追いで
所定の単行編成できました
「カキ祭り」に向けた増結は午前中の2本でした。
湿原をめぐって東へ
先ほど根室に向かった2両が戻ってきます。
キハ40 北の恵み「流氷の恵み」+キハ54「ルパン三世」の編成です。
絶好の光線の中を来ました
残念ながらこの後、森の影が伸びてくるとともに西の方に薄い雲も出てきてしまったようです。
261系が姿を現しました。
このあたり、薄っすら日が当たっています
湿原の直線区間を西へ
大きくカーブして南に向きを変えます
美しい湿原を行く
261系の多目的仕様車のひとつ、ラベンダー編成は北海道が出資する第3セクター、北海道高速鉄道開発(株)(根室本線の高速化対応工事の際に設立された)が実質製造費用を出して取得し、JR北海道に貸与しているもの。ですので、先頭車のサイドに大きな道章が描かれているのが面白いところ。ヘッドサインも北海道章を表示して走ることもあるようです。(今回は「北海道ひとめぐり」のシールらしい)
これにて道東ツアーは終了。
翌日、少しだけ釧路湿原を見て帰ることとしました。
<お終い>
これぞ北海道という雄大な別寒辺牛湿原を行くラベンダー、映えますねえ!
でも脇役のはずのキハ40,キハ54のラッピング車の方がより映えているように見えますね。
by サットン (2022-11-10 17:54)
サットンさん
一緒に撮影されていた北海道在住の方は「ハマナス」編成の方が映えるのではとおっしゃってました。西日が当たる時間に「ラベンダー」が来てほしかったところです。
by やまびこ3 (2022-11-13 18:42)