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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記23(最後にヘルシンキのトラム三昧) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記23(最後にヘルシンキのトラム三昧)



さて、帰国前日、ヘルシンキ市内観光とヘルシンキのトラムの観測に励みます。
ホテルの前からトラムに乗ることもできて、乗り換えなしで市内の中心部まで行けました。VRに比べると時間はかかりますが、ヘルシンキの街並みや夏休みに電車を運休して迂回している様子なども楽しめました。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記21(北欧・ヘルシンキに転戦) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記21(北欧・ヘルシンキに転戦)



最終滞在地ヘルシンキに向かいます。
JALのヘルシンキ便を予約できてました。ウィーン空港へは、SバーンのほかRailJetの一部の列車も乗り入れていて、オーストリア国内の主要都市から乗り換えなしで行くことができます。たまたま時間があったのでRJに乗車して空港へ。ステップが高く荷物を載せるのが大変です。ヘルシンキまではフィンエアーのA320で移動。来るときに乗ったBAとは空港スタッフもCAの対応も段違いで、全然よかったです。

ヘルシンキ空港はヘルシンキ市の北方15Kmにあり、現在は中央駅までの連絡鉄道が結んでいます。空港部分で循環線になっており、右周りと左回り両方が使えるので、大変便利。10分も待たずに乗れました。宿がヘルシンキの北数駅のPasilaというところで直接入ることができました。

宿に荷を置き、中央駅に列車観察に出かけます。
フィンランド国鉄(略称VR)は、ロシア領だった時代に建設が始まったこともあり1524mmの広軌で、車両限界もかなり大きいのか車体も大きく見えます。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記20(トラムと芸術の街ウィーン)  [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記20(トラムと芸術の街ウィーン) 



早めの移動で昼過ぎウィーンに到着。
ウィーンといえば言わずと知れたトラムと芸術の街。今回2泊の主眼は美術館巡りになります。

ということで、ホテルに荷を置いてまずはリンク沿いのミュージアムクォーターにあるルートヴィヒ財団近代美術館(MUMOK)に向かいます。美術史美術館、ヴェルヴェデーレといった超大物は翌日の楽しみに・・・

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記19(リンツ市電)  [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記19(リンツ市電) 



翌日、半日SzBに行こうかとも考えたのですが、さすがに疲れて出かけるのが遅くなってしまいました。そこで、St. Poltenから少し西のリンツ(Linz)の市電を再訪しようと計画を立て直しました。
リンツ市電には、6年ほど前、短時間ですが訪問しており少しばかり市電も取材したのですが、大雨でドナウ川が氾濫寸前といった状況でゆっくり見物できていませんでした。

特急に乗るとわずか30分ほどの距離なのですが、この区間、オーストリアの私鉄(日本でいうところの第2種鉄道事業者)のWest Bahnがウィーンーザルツブルク間で頻繁運転していますので、これにも乗ってみることにしました。私の持っていた1等のユーレイルパスでもWest Bahnが利用できるのですが、1等の場合は座席の指定が必須で数百円かかってしまうので、座席指定なしの2等に乗ってみることにしました。
(後で知ったのですが、1等、2等の座席の差はなく、完全指定かどうかしか差がないということでしたので、これで正解です。)

シュタドラー製のオール2階建て電車で運行されているので、大荷物を持っている身としては1階の座席を確保でき一安心。検察に来た車掌の対応も非常によろしい。(荷物を荷物置き場に格納するようアドバイスされましたが)




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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記18(マリアツェル鉄道探訪)  [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記18(マリアツェル鉄道探訪) 



さて、この日ウィーン近郊とも言ってもいいくらい(特急なら30分ほど)のSt. Poltenでとどまったのかというと、、、オーストリアのローカル鉄道界隈では欠かすことのできないMariazellerbahn(マリアツェル鉄道)があるからです。

マリアツェル鉄道(以下MzB)は、St. Poltenから南に向かい、シュタイアーマルク州の巡礼地マリアツェルの間を結ぶ762mmゲージのナロー鉄道で、25 Hz AC 6500 Vというめずらしい電化方式で全線電化されています。1920年にOBBの傘下に入って運行されていましたが、赤字問題から廃止が検討されたりしていました。2010年代に抜本的な改善を目指して、ほぼ州営の鉄道に衣替えして、施設の改善や車両の更新が行われ、現在の運航は基本的に平野部で1時間ごと、山間部は2時間おき。通勤時間帯は途中からは30分おきに電車が運転されるという便利さを達成しています。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記17(オーストリアの世界遺産へ) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記17(オーストリアの世界遺産へ)



ムルタールバーンのSL運転が想定していたより早いタイミングになったため、ザンクト・アントン滞在短縮でねん出した1日をどこかで消化できることになりました。実はコロナ禍の始まった年、オーストリアへの旅行を計画していて世界遺産のハルシュタットに行ってみる計画を立てていました。

それは没になってしまい、コロナ下からの回復の中でハルシュタットの人気もうなぎのぼり、バルセロナ、京都と並ぶオーバーツーリズムの象徴となってしまったのです。なので、ホテル代も大幅上昇。そこでハルシュタットでの宿泊は断念。対岸のオーバータウエンという街に滞在し、ハルシュタットを訪問する計画としました。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記16(タウエルン峠への道) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記16(タウエルン峠への道)



タウエルン峠は20世紀初頭にドイツ、ザルツブルグからイタリアのトリエステに抜けるルートの一部で20世紀初頭に難工事の末開通した線路です。
頂上のタウエルントンネルは8370mもあって、険しい山岳路線になっています。1970年前後にトンネル前後の区間だ大幅な近代化、付け替えが行われ、南側の区間では斜面に沿って壮大な橋梁がいくつか建設され拝器具がてら見に行きましょう。現在はこのルートをザルツブルグからクラーゲンフルトやザグレブに抜けるIC、RJと貨物列車が走っています。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記15(ムルタールバーン探訪) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記15(ムルタールバーン探訪)



ムルタールバーンをご存知でしょうか。
この時期にフィラッハにやってきたのは、オーストリア南部のナローゲージ鉄道のムルタールバーンを訪問するためなのです。10年ほど前にクラーゲンフルト、グラーツを訪問した際に沿線で見かけたこの電車(気動車)を発見し、気になっていたのです。
ムルタールバーン(Murtalbahn)は、ウィーンークラーゲンフルト間を結ぶ国鉄幹線上のウンツマルクト(Unxmarkt)と西の山中のタムズヴェーク(Tamsweg)間64.3Kmを結ぶ、軌間760mmのローカル線で、1973年まではさらに奥のマウターンドルフ(Mauterndorf)まで運行していましたが、現在は保存SLの運転がこの区間も含めて、時たま行われているようです。
今回、夏のSL運転の先駆けとして7月2日にFotoZugがムーラウ(Murau)ータムズベーク間で運転されるという情報がありましたのでそれに合わせてやってきた次第です。

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記14(タウエルン峠越え) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記14(タウエルン峠越え)



当初ザンクトアントン2泊を予定していましたが、この先行く予定のオーストリア南部の某路線でのイベント列車が、翌日走ることが直前に分かったため、ザンクトアントンの良いホテルは1泊だけにして昼前、再び「Tranz Alpine」号に乗って東に向かいます。


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今日もパノラマ1等車で移動です


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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記13(アールベルクを越えて) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記13(アールベルクを越えて)



いよいよスイスを半れてオーストリアへの旅路。
チューリッヒからオーストリア・ウィーンには順新幹線のRailJetが何本も走っているのですが、残る一般客車で運行されるEuroCityで移動するとします。この列車、以前にもお世話になったその名も「Tranz Alpine」とこのコースにふさわしい。この列車はインスブルックからアルプスを横断してオーストリア南部のグラーツに向かうコースを走るのですが、今回は途中のSt. Antonまで利用します。


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