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小田急VSE最終運行 [はつかり(鉄系)]

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小田急VSE最終運行
2023.12.10 小田急50000形の記録



さる12月10日日曜日、かねてアナウンスされていた小田急ロマンスカーVSEの最終運行の団体ツアーが行われました。昨年初定期運用終了の後、1年半にわたって団体ツアーの列車としてファンの前に姿を見せてくれていましたが、この日で走行シーンを目にすることができなくなりました。

わたくし的にも、何回か乗車させていただきましたが、外観のカッコよさのわりに内装はちょっと軽すぎる感じがしておりました。MSEよりはましなんですが。

というわけではありますが、最終日、神奈川県下で、VSEの姿を追いかけてきました。
さて、小田急の今回の引退劇に対する営業面での注力は尋常ではなく、数年前のLSEを上回るPRが行われたように思います。フラッグシップとしてのロマンスカーとしては最後の砦ともいえる車両でしたから、当然といえば当然ですかね。

今回の最終運行では、小田急アプリの列車走行位置画面画面に、通常は表示されない団体列車を表示させるなど、ファン向けサービス面でも充実したものとなりました。
こんな感じの各駅の通過時刻表示が行われました↓ (08:29が当該列車です)


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相模大野からスタートしたツアーはまず江ノ島線に入ります。まずは、善行の丘から上下列車を取りたいと思います。

駅構内を見下ろす丘からスタート。ホームには撮影者が沢山いたのですが、ここには誰も来ませんなあ?

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折り返しはこの丘の反対側のトンネル入り口で。こちらは数人の同業者が集まりました。

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この後、多摩線を往復して小田原線に入ってくるVSEを鶴巻温泉の撮影地で迎えます。
このあたりは広い田園が残る撮影ポイントですが、近い将来小田急の駅と車両基地が建設されると風景が大きく変わってしまいそうです。

この水田地帯に100人ぐらい集まったのではないでしょうか。

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西日を浴びて秦野に向かうVSE。
秦野で折り返したのち、海老名の車両基地まで戻ってきます。

これを伊勢原の丘でキャッチしました。

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最後の最高の夕暮れでした。

最終行程で海老名から小田原折り返し、成城学園前の喧騒につながるわけです。

お疲れさまでした。

<お終い>



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skekhtehuacso

「18年間、おつかれさまでした」と申し上げたいところでございます。
でも18年は、やっぱり短いと思います。
南海こうや号や近鉄ビスタカ―III世なんて、昭和50年代産まれでも第一線ですから。
短編成化して(できるのかな?)SSEと同様に大井川鉄道へくれてやれば、壊れるまで使ってもらえたかも。
by skekhtehuacso (2023-12-12 21:45) 

やまびこ3

skekhtehuacso さん
まだまだピカピカな感じなんですけどね。10両全部でなくても何とか保存してくれないかなと思ったりします。イタリアではセッテベロの短編成型を走れる状態に復元しているというのに、日本では無理なんでしょうね。

by やまびこ3 (2023-12-13 16:15) 

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