根室本線をゆくキハ261系ラベンダー編成を撮る(その1) [はつかり(鉄系)]
根室本線をゆくキハ261系ラベンダー編成を撮る(その1)
まずはロケハンです
台湾遠征から戻って10日後、返す刀で中標津空港に飛びました。青社の特典航空券はこういう使い方ができるのがありがたいです。
昨年は別寒辺牛湿原で捉えた「HOKKAIDOひとめぐり」ツアーの団体列車を、落石海岸で記録しようとチャリンコを担いでやってきました。
北海道に近づくと雲が切れて、根釧原野がよく見えます。
中標津空港着陸前に野付半島が見えました
40年以上前に来たっけな~。と思い出している間に、中標津空港に着陸。
中標津空港といえば、根室交通の根室-中標津間のバスが運転手不足のため10.1で整理されて、空港連絡バスと一般バスが統合され、飛行機の遅れ対応ができなくなるとして話題になっていたところ。実際は着陸からバス発車まで40分くらいあり、厳冬期以外はあまり問題にならない模様。
バスには空港旅客が20人弱といった状態で発車。中標津町内で客を拾って、廃止された国鉄標津線の厚床支線に沿って、厚床経由根室に向かいます。
途中、別海高校で通学の高校生を数人乗せて、あちこちの農場の前で降ろしてゆきました。
風連湖を過ぎると左手に根室湾を見て走ります。
知床とクナシリの山々がはるかに見えました
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10月13日、朝、サイクリングがてら、落石海岸のロケハンに出かけます。
根室から、まずは花咲港へ。
まだまだ根室市内の一角といった感じ、花咲港というとサンマ漁のニュースでは真っ先に取り上げられるところですが、もう漁が終わった時期なのか、不漁で切り上げたのか落ち着いていました。
西和田駅の車掌車駅舎を眺めて、落石へ。このあたりも牧場がひろがっています。
海岸にはまだ少しあるので、まずは落石駅を表敬訪問します。
根室行きの2番列車5627Dが来ました
親父さんが1人乗車してゆきました
落石駅を出てゆく
さらに海岸入り口まで10分走り、撮影場所への10分ほど丘陵を越えてゆきます。
花のない時期に来たのは初めてですが、まだ緑が広がってました。
先ほど根室に向かったルパン3世塗装のキハ54がもどってきました。
3628D 快速「はなさき」
海岸に出ました
それにしても雲一つないいい天気です。列車本数が少なく、他に人もいないのでのんびり過ごします。
午後になり、まだまだ天気が続いています。
下り3629D 快速「ノサップ」が海岸段丘上を来ました
標準塗装のキハ54がカーブしてゆきます
14時日が西に回ったころ、上り列車5830Dとして折り返してきました。
早くもギラリと光るステンレス車体
海沿いを行くキハ54
東北の果てで予想以上に夕刻の訪れが早いですね。
この時間になってもう1組のカメラマンが現れました。
15時過ぎ、ギラリを狙っていた列車5831Dが・・・
思いっきり広い出目金で撮ってみました!
ギラリは光ったけど小さすぎますかね?
最後の列車は日没時刻とほぼ同時にやってくる、折り返しの5832D。日没が16:42。5832Dの落石発車時刻が1635分。落石から撮影ポイントまで3,4分なので、太陽が半分沈んだところにキハ54が登場という計算だったのですが・・・
日没まで10分ほど
間もなく日が沈む
ムムム、列車が来ない・・・・数分遅れて16:45頃、エンジン音が聞こえました。快晴で雲が全くないと日没後すぐに暗くなってしまうのです。
ほの明るいマジックアワーを駆けるキハ54
美しい夕日が見られたので、よしよしです。
落石駅で満天の星を眺め、根室に戻りました。
<続きます>
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