2023夏臨を追いかけて(その1) [はつかり(鉄系)]
2023夏臨を追いかけて(その1)
猛暑が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
関東地方は、今週に入りようやく少し気温が下がり、例年並みになったというところでしょうか。
コロナ禍あけの2023年JRの夏の輸送もほぼ元に戻ったようで、たくさんに臨時列車、イベント列車が運転されています。珍しい列車もいくつか見られましたので、この夏追っかけたそれらの列車をご紹介したいと思います。
7月28日 高崎線開業140周年記念号
まずは高崎線です。ご存知のように、上野-大宮間は現在東北本線になっていますが、開業したのは上野-高崎間の方が先。日本鉄道が開業させたこの区間の途中から東北方面に分岐する幹線の計画が立てられたとき、分岐点の位置を大宮、熊谷などで争い、地形的なメリットがある大宮になったという話。河川を渡る回数が一番少ないルートになったとか)
その上野-高崎間が開通して140周年を記念して、12系客車による記念団体列車が運転されました。
客車列車が上野に乗り入れるのは珍しいので、どこかで撮っておきたいのですが、今回も北浦和のカーブに行ってみました。
このポイントは、貨物列車も含めていろいろな線路の列車がみられること。
隅田川貨物駅に向かう上り貨物列車
今度は武蔵野線への連絡地下トンネルに入ってゆく貨物列車
さらに、
東京に向かう「サフィール踊り子」の回送を後追いで
隅田川から北に向かう貨物列車が下ってきました
休む間もなく列車が来るので忙しいのですが、京浜東北の方に目をやると・・・
ヘッドマークを付けたやつが来ました
根岸線開通50記念のヘッドマーク
さて、記念列車です。
EF64に牽かれて12系客車が北上します
80年ごろの臨時急行をほうふつとさせます
帰りに浦和駅で先ほどの京浜東北線の反対側を確認してみました。
色違いのHMが用意されていました
8月10日 伊東按針花火大会臨時列車
今回ファンの間でも話題になった臨時列車です。
常磐線特急の「ひたち」「ときわ」に使われているE657系が、東海道の臨時特急として東京-伊東間の「伊東按針花火大会3・4号」として、初めて東海道、伊東線で営業運転されました。
どうやら、コロナ期間中に波動輸送用の185系、651系を廃車した結果、現在は波動用車両がE257系(かって中央本線の「あずさ」「かいじ」で使われていた車両をリニューアルしたもの)
だけとなり、車両不足となってしまった模様。その後、新潟地区からE653系を勝田に呼び戻すことが発表されたので、今後はそちらも使えることになる模様です。
さて、その列車を撮影すべく熱海方面に向かいます。
まず熱海近辺で1か所ロケハン。
「サフィール踊り子」をキャッチ
ここでもいいんだけど、樹木が邪魔なので、石橋に移動。
中腹で捉えたE257系「伊東按針花火大会1号」
陽が山に入ったので、海が見えなくなるところまで下がりました。
E657系東海道を行く
今後はE653系を活用するものと思いますが、10両編成の特急列車は貫禄があります。
<続きます>
こんにちは。
お見舞いコメントありがとうございます。
by YUTAじい (2023-08-23 13:20)
夏臨は、ついに185系じゃなくなりましたか。
世代は変わりつつありますねえ。
by ナツパパ (2023-08-29 10:05)
ナツパパさん
正確にいうと、185系も活躍してますが、鉄道ファン向けの臨時列車や団体列車に絞って185系を投入しているようですね。651系を廃車にしたのが早すぎた感もありますが、予約済み表示灯が付いた車両を一般向け臨時列車に優先し、2編成しかない185系はファン向けに、秋もかなりの臨時列車に入るようです。
by やまびこ3 (2023-08-31 22:10)