高山本線・キハ85系撮影記(その1) [はつかり(鉄系)]
高山本線・キハ85系撮影記(その1)
1月中旬、高山本線にキハ85の記録をしに行きました。
昨年末のJR東海の発表で、この3月改正でのキハ85の実質引退が決まりました。想定していたより、半年は早い引退となりましたので、この際、長野電鉄の3500形引退記念運転の記録を合わせて東海道→高山家→北陸新幹線と一回りして撮影してこようと思い立ちました。
こういう片道切符は乗車券を安く上げる常道なのですが、近年、JR東のみどりの窓口の縮小、営業時間短縮が広まっているため、乗車前に小田原のJR東海のみどりで購入しました。
1周(近い)きっぷであることを、まどぐち氏はすぐに理解してくれて無事発券。
1日目
今回、ネットの記事や地図で計画を立てましたが、以前、中山七里にちょっとだけ行ったことがあったのでそれより北の飛騨小坂周辺に向かうことにしました。
小田原(616)-[ひかり533]-(724)名古屋
名古屋(745)-[ひだ1号]-(925)下呂
下呂-高山間は極端に普通列車が少ないので、濃飛バスのバス路線で移動します。
基本はでいるだけ1か所に腰を置いて撮影したいので、それでOKです。余談になりますが、下呂は下呂温泉駅でなく、下呂駅なのですね。近年、何でもかんでも○○温泉駅に改称する流れの中で、JR東海はそれが少なく、その点好ましいです。
下呂で郵便局に寄ったのち、街中でバスを捕まえて撮影地に向かいます。
松原通り(1002)-[濃飛バス]-(1041)無数原
無数原(むすはらと読みます)は、上下線の撮影地。特に上りはバス停の脇の道路の膨らんだ部分から鉄橋を狙えるというお手軽撮影地のようですが、今日は少し戻った国道の橋梁上からの下り列車向きのポイントに行きます。
まずは国道の歩道から
上りのキハ25普通列車が来ました
う~ん、悪くないんだけどこれ以上、下に振ると電線が目立ちすぎ!なので、下の旧道の橋に行ってみます。線路に並行して旧道の橋が架かっています。
キハ85「ひだ」が通過
後追いになりましたが、この先頭車はかっこいいです。もう1カット。
1100番台の貫通路付き
こちらは武骨ながら力強さを感じます。
北側の橋梁の有名撮影地は午後向けなので、この日はパスし、20分ほど歩いて、榧原バス停の先の飛騨川沿いの区間に移動します。(かいばらと読むのでしょうか)旧道は災害復旧工事で長期通行止めになってますが、徒歩と自転車は通れます。
この区間で半日粘ることになってしまいました。
キハ85が来ました。
岐阜川の橋梁を渡って・・・
飛騨川の岸壁にかかった橋を渡ります。
雪少ないですね。
今度は上り列車が来ます。
雪崩除けの防護覆いにヘッドライトが見えました
HC85が飛び出してきました
これもマッコウクジラっぽくないですか。
奥の方に場所を移動しまして・・・
雪崩除けに飛び込んでくる下り列車
次の橋梁を渡ります
今度は雪崩除けをめぐる冒険
上り列車が接近
長い編成が雪崩覆いを突き抜けました
西日にギラリ!と輝き駆け抜けます
撮影場所はずっと日が当たらないのでかなり寒くなってきましたが、もう少し頑張ります。
久しぶりの下り普通列車が接近
橋梁を渡るキハ25
だんだん日が傾いて影が伸びてしまいます。
最後にしようと思った「ひだ」
影の中を行くキハ85
足が冷えすぎましたので、引き上げます。
榧原(1643)-[濃飛バス]-(1721名田町5丁目)
<高山市内泊>
<続きます>
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