22年の京都の秋(6) [やまびこ(旅日記)]
22年の京都の秋(6)
黄色に染まる貴船界隈
11月22日 午後の部
大徳寺から出町柳に出て、叡電で鞍馬・貴船に向かいます。
この日用意したキップは”バス&えいでん 鞍馬・貴船日帰りきっぷ”。叡電全線と京阪の東福寺以北、市バス全線、京都バスの京都北部の大半に乗車可能で、1900円はまずまずお値打ちなのでは。販売窓口が限定されているのと、地下鉄には乗れないのでご注意を。うまい具合に鞍馬行きの電車がすぐありました。紅葉時期なので、叡電は、鞍馬線に二軒茶屋までの複線区間に先行する臨時電車を増発して、乗客をさばいています。
うまい具合に席を取ることができまして、Let’ Go!でございます。
二ノ瀬をでると山間部に入り、モミジのトンネルを潜り抜けてゆきます。
晴れていればなあ
鞍馬駅に着くと、旧型電車デナ21のお面(カットモデル)が迎えてくれます。
真っ赤な顔の天狗が紅葉と競い合っていました
駅前でにしんそばを食べて、鞍馬寺に向かいます。
以前来た時はケーブルカーはお年寄り用という認識があって、歩いて上って貴船まで抜けたのですが、今や遠慮なくケーブルカーを使います。同様な方が多いらしく通常20分毎のところ10分ごとに出ていました。
このケーブルカーは宗教法人 宗教法人鞍馬寺が運営するもので、宗教法人の運営する鉄道は日本で唯一のもの。200mと日本で一番短いケーブルカーでもあります。以前は無料で料金に相当する額を寄進する形式だったようですが、現在は自動販売機で200円で乗車票のようなものを購入する仕組み。(あくまで寄付だけど係員が回収するから実質乗車券だだけどね
鞍馬ケーブルは2台の搬器が行ったり来たりする交走式ではな、反対側はおもりがついていて、搬器の下を潜り抜けて交差します。
多宝塔駅に着きました。本堂などのある地域と高度差の少ない尾根筋にあります。
多宝塔の辺りも紅葉がきれい
ここから尾根の側面に作られた参道をゆっくり上ってゆきます。
本来の参道と同流して、手水舎前でワンカット
ここからは石段を上って本堂に登ります。
洗心亭の周りは紅葉のピークです
紅葉に囲まれた石段を上って
本堂に着きました!
今日はこの上の木の根道をたどって貴船に降りるのは断念してきた道を戻ります。
山門前からちょうどいいバスがあったので、貴船口に。貴船口で、貴船行きのバスに乗り前となります。
バスの待ち時間にうまい具合に叡電が来ました。
このあたりで紅葉の1日滞在したいもんです
バスに乗車して5分ほど。この時期は旅館街のかなり手前に臨時の終点ができています。
貴船川沿いの紅葉が美しい
川の中に灯篭のセッティングをしています
貴船では貴船もみじ灯篭のイベントが開催されていました。
貴船神社の参道入り口
参道は大変にぎわっています。もみじ灯篭の霊験あらたかなりですね。
本殿に着きました
風情ある光景です
お参りすると本殿横に何やら・・・・
岩から清水が・・・
上の方から染み出した清水が手水になっているようです
何やら、紙を浸している人が沢山いらっしゃいます。
おみくじを引いて神水にぬらすと吉凶が浮かび上がるようです。恋占いするカップルが多いような・・・・
結果はこちらに・・・・(ちょっとちがうけど)
モミジの形の絵馬が沢山
せっかくなのでこの先の奥社まで行ってみようと思います。
暗くなってきましたが灯篭が連なっているのでいい感じですね。
相生の杉
結社(中宮)ものぞいていきます
奥社の参拝してゆきます
奥社の周辺では、歌謡ショーや手作りの品の販売など行われて祭り状態でした。
川床は真っ暗の中に灯篭が漂っているようでした
帰りの電車は叡電ご自慢の「きらら」でした。モミジのトンネルで徐行運転してくれるのですが、こんなもんかという程度でした。紅葉の見過ぎかしら。
<続きます>
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