22年の京都の秋(5) [やまびこ(旅日記)]
22年の京都の秋(5)
洛北の禅寺を楽しむ
11月22日 前半の部
この日は、大徳寺の聚光院の公開が久しぶりに行われるというので事前に予約してきていました。
さて、朝食をイノダコーヒーの本店で1回ぐらい食べてみたいとあいにく降り出した雨の中、烏丸御池に行ってみましたが、雨の中なのに毎度の長蛇の列。雨の中並ぶまでもないと、別の店へ。老舗ホテルのギンモンドのカフェが目に入りましたので入って見ます。
普通のモーニングです
ここはテナントとして入っているということでした。
今日も北大路バスターミナル経由で大徳寺に向かいます。早めについたので境内を散策して待ちます。
茶所の前の紅葉が白壁に映える
10時の前に空いている塔頭を参拝してゆきます。
塔頭の龍源院が既に開いていましたので、拝観してゆきましょう。
室町時代の創建という塔頭で、4つの庭園を持っています。方丈前庭「一枝坦(いっしだん)」は比較的大きな石庭。
手前が亀島、奥が鶴島、中央の三尊石が蓬莱山となります
気になったのは方丈と寺務所の間に作られた「東滴壺(とうてきこ)」と呼ばれる4坪の枯山水の箱庭。日本最小の庭園だそうです。
手前から山から湧き出す水の流れを現している
さて、聚光院の予約時間になりました。
聚光院は千利休ゆかりの寺で千利休の墓もこちらにあるそうです。
入り口で受け付け確認ののち、建物内に。こちらは特別公開ということで、1グループ20人の班別解説付き見学コースとなってます。庭園も含めて写真撮影はできないので、詳細はホームページ等でご確認下さい。
方丈前庭「百積(ひゃくせき)の庭」を眺め、その方丈には、普段京都国立博物館にある狩野永徳筆の 国宝障壁画が里帰りしてきています。方丈の部屋ごとに狩野永徳とその父、松栄の障壁画があって見ごたえがあります。
方丈の後ろ側に茶室「閑隠席(かんいんせき)」、茶室「桝床席(ますどこせき)」(いずれも重要文化財)が移されてきています。
最後に近年完成した千住博筆障壁画『滝』を見学して一通り。
この後、もう一つ塔頭黄梅院の庭園を拝観してゆきます。こちらも庭園は撮影禁止の為、入り口付近の参道のみ記録しておきます。
黄梅院の入り口付近の紅葉
かなり大きな塔頭で、いくつもの庭園をめぐりながら紅葉をめでるひと時です。
午後はさらに北に向かいます。
<続きます>
2022-12-09 22:34
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