速報！西九州新幹線、長崎開業の日

速報！西九州新幹線、長崎開業の日

2022年9月23日、西九州新幹線の武雄温泉－長崎間が部分開業しました。
これに立ち会うためだけではないのですが、長崎にやってきて、上り4番でも列車に乗車しました。

第2やまびこ最初の記事はこの新幹線開業の速報としました。

8時、長崎駅に行きますと、さすがにこの時間のせいか、地方都市の規模のせいか、思ったほどの混雑はありません。順調にホームに入ってしばらくすると、8:39発の「かもめ12号」になる車両が13番線に入ってきました。長崎駅の新幹線ホームは2面4線。列車本数からすると過剰な設備と思えますが、反対側の武雄温泉が今のところ1線しかないので、車両運用の調整機能をこちら側で持つ必要があるのかもしれません。

ホームは余裕たっぷりです

今回は指定席に乗車。ＪＲ九州では指定席は2-2アブレストなので余裕たっぷりですね。

3両の指定席は、号車ごとに座席の色を変えています

自由席は

黄色一択

長崎を定刻に出発、すぐに右にカーブして長崎本線と離れ、トンネルに突入します。というか、ほぼ全体トンネルのイメージ、明かり区間も防音壁が高く、景色を楽しむのは難しいです。嬉野温泉－新大村間の一部区間で大村湾が見えるくらいでしょうか。

この列車には、デザイナーのＭさんが乗車されていました。（もちろん、ＪＲＱの偉い方のエスコート付）武雄温泉駅でこの後催された「ふたつぼし4047」の出発式に出席されたようです。

やまびこはこの後新大村に取って返して、明かり区間の撮影ポイントまで行ってみました。この日、曇り空で午後には雨が降り出す状況でしたが、トップの写真は開業初日の姿として載せておきます。

帰路、大村線の松原から新大村で新幹線に乗り換えて長崎に向かおうと思ったら、大村線と新幹線の接続は全く考慮されておらず、数分差で乗り換えられず、そのまま長崎まで在来線で行った方が早いという状態でした。

長崎駅の新幹線ホームは在来誠意より少し高くなっているので、境にある11番線に新幹線電車が停車していると、足回りがよく観察できることに気が付きました。

終点より2両分以外は謎の柵がもう少し高く、よく見えませんので終点側に行かないといけません。


佐賀県がフル規格新幹線建設に同意する見込みがまだない状況のため、全線開業にはだいぶ時間がかかりそうですが、そもそも、80年代までは地元負担などなく並行在来線の分離なんて、法律にもない制度はなかったわけで、いったんは国費負担で開業させるのが筋ではないかなと思う今日この頃です。
（50年前の計画がベースとはいえ、東海道、山陽、東北盛岡以南、上越新幹線と比べてあまりにも不公平だはないかな）

開業2日前に晴天の下同じ場所で、撮影した試運転列車を掲載しておきます。

9/21撮影、新運転

＜詳細は別途＞