22年の京都の秋(2) [やまびこ(旅日記)]
22年の京都の秋(2)
仙洞御所・平等院
11月20日後半
さて、仙洞御所です。
申し込み後抽選を経ての許可になりますが、桂離宮、修学院離宮も申し込んだものの当選したのは1か所だけ。まあ仕方ないですね。
入り口で身分証明書の確認を受けて、休憩所で点呼、注意事項の説明を受けてガイドさん(宮内庁の方)の引率で見学に向かいます。本来50人グループのようですが、コロナ禍で20人に制限されていました。
もともと仙洞御所は上皇のための宮殿ですが、幕末の火災で焼失して再建されなかったため、現在は建築物はありません。また上皇后のための大宮御所も併せて作られており、こちらは江戸末期のものが現存し、少し前まで迎賓館として使われていた由。現在は天皇陛下が入洛された場合の宿所として使われているのですが、コロナ禍で今上天皇のご入洛はまだないと残念がっていらっしゃいました。
大宮御所の玄関から庭園に入ります
大宮御所の内庭に向かいます。
大宮御所の内部は迎賓館として洋風に改められているそうです
大宮御所部分の回遊式庭園に入ります。
池の周りの紅葉の鮮やかさに感嘆の声が上がります
まず、北側の大宮御所の北池の庭園を一回り。もともとは大宮御所と仙洞御所は完全に独立していたのが明治以降、ひとつになり、池もつなげられて大宮御所側の池の水位が下がってしまったのだそうです。一番行くの入り江の奥にむかいます。
奥行きのある紅葉が眺められます
大宮御所側を一回りして、南側の仙洞御所部分南池にやってきました。
池に架けられた石橋(八ッ橋)に藤棚が掛けられています。
庭園は小堀遠州の柵ですが、かなり手が入ってオリジナルの部分はほとんど残ってないそうです
仙洞御所の池を一周して、洲浜の部分に来ました。
玉石を敷き詰めた浜にイチョウの黄色が美しい
御所内を一回りしてスタートした池端に戻ってきました。
小舟は令和になって新調されたものの、残念ながらながらまだ使われてないそうです
ここまで一周45分ほどの参観コースでした。
この日、もう1か所参拝を予約してきていましたので、京都駅経由宇治に移動します。
宇治平等院の夜間拝観をネット予約してきていました。
ここには4年前だったか、自由参観ができた時に来たことがあるのですが、あまりに人が多くてリベンジに来た形になります。
とはいえ、平等院の入り口に着くと長蛇の列。入場まで30分並びました。やっぱり人多いなあ。これとは別に日程限定で、限定200人ぐらいの日もあったのですが、もたもたして申し込み遅れてしまいました。
風がない夜の鳳凰堂
庭園内に入ると、思ったよりはだいぶ参拝客が少なく正面にも十分回り込めました。
阿弥陀さんのお顔もじっくり
この後博物館を見学。内陣の再現が新たに展示されていました。
こういうライトアップ紅葉は、終了時間の1時間ぐらい前に行くのが空いてくるので良さそうです。
<京都駅ビルで「おばんざい」の店に行きまして、ホテルに戻りました>
京都の紅葉・・・やはり素晴らしいですね。
一度行きたいと思いながら混雑する事に
躊躇して実行できていません。
この素晴らしさはやはり実際に見てみたいです。
by yoko-minato (2022-12-07 08:00)
yoko-minato さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
何回か行くと混んでいる場所、時間がわかるようになると思いますが、特に気を付けるべきは清水、永観堂、嵐山ですかね。あと、予約のできるところはいいですね。
by やまびこ3 (2022-12-07 20:06)