京都・滋賀 混雑を回避した紅葉見聞録(その2 湖西の紅葉探訪) [やまびこ(旅日記)]
京都・滋賀 混雑を回避した紅葉見聞録(その2 湖西の紅葉探訪)
この日は大津市内の寺社を歩いていきましょう。
ではさっそく、地下鉄東西線から京阪の大津線乗り入れの電車に乗って出発。
先頭車は転換クロスになっているので、最前列に乗車して前方を観察。御料を出て地上に出ると最大60‰の勾配を登ってゆきます。大谷の先トンネルで峠を抜けて逢坂の狭い谷に顔を出して今度は旧坂を下ってゆきます。
浜大津につくとここまでの電車(4両編成)はここで終点。東側の先の引き上げ線に入っています。
これと石山-浜大津-坂本の石山線の電車を1面2線のホームでさばいているので大したものです。
(地下鉄乗り入れ以前はもっとホームがたくさんあたような気がしますが、どうだったんでしょうか)
坂本行に乗って、三井寺で下車します。
三井寺(円蔵寺)に向かいます。琵琶湖疎水に沿って登ってゆくと、
三尾神社
をへて三井寺の総門へ
総門の案内所で聞いてみるとこちらは裏門になるようで、逆回りになります。
観音堂への石段を登ります
こちら観音堂
展望台に向かってさらに上ってゆくと
琵琶湖が見えました
左下に映っている観月舞台が、春のポスターに使われた桜のリフレクションの舞台ですね。(今も三井寺のホームページに載ってます)
続いて、本堂と三重塔のほうに向かいます。
まずは、文化財収蔵庫で智証大師円珍関連の資料を見学し、その後
唐院潅頂堂に向かいます
少し高台にある唐院潅頂堂、三重塔エリアにやってきました。
お~!美しい
三重塔はもともと室町時代の建築
最後に国宝金堂を見学します。
三井寺駅に戻って、坂本に向かいましょう。

電車は頻繁に走ってます
こんなラッピング電車も来ました。
由里子さ~ん
比叡山坂本駅前でそばをいただいて、日吉神社に向かいます。
参道の紅葉が燃えています
一の鳥居(赤鳥居)まできました
この辺りから大宮側に沿って登ってゆきます。
大宮川のほとりで雅楽の演奏をしています
山王鳥居です
『明神鳥居』の上に山形(三角形)の『破風』が乗った珍しい形をしています。
日吉大社には西本宮と東本宮の二つの本殿があるそうで、一番奥の東本宮の前の楼門にやってきました。
楼門の前の紅葉はまだ緑が濃い
楼門からおさるさんが顔を出してます
門内に入りましょう。
拝殿と本殿
安土桃山時代の重文です
拝殿の舞台が美しい
東本宮に向かって摂社・末社が並んでいます。
檜皮葺の屋根から湯気が上がりました
前夜の雨がしみ込んでいたんです
森の中を抜けて東本宮にやってきました。
手前にあるのが猿岩
東本宮を参拝して、隣の竹林院に行きます。竹林院は比叡山の僧侶が退任後に住まいとした里坊の一つが残された建物でこじんまりしたお庭と静かな雰囲気が味わえます。
お庭のたたずまい
座敷からはおなじみの紅葉リフレクションが設定されています。テーブルの表面に模様があるのがちょっと難しいところですが・・・
なんとなく、インバウンド向けの演出に感じられます。
この後最強時にも行こうと思っていたのですが、時間切れ。今回は断念、宿に戻りました。
<続きます>
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