24年夏・ヨーロッパの電車撮影記20(トラムと芸術の街ウィーン) [やまびこ(旅日記)]
24年夏・ヨーロッパの電車撮影記20(トラムと芸術の街ウィーン)
早めの移動で昼過ぎウィーンに到着。
ウィーンといえば言わずと知れたトラムと芸術の街。今回2泊の主眼は美術館巡りになります。
ということで、ホテルに荷を置いてまずはリンク沿いのミュージアムクォーターにあるルートヴィヒ財団近代美術館(MUMOK)に向かいます。美術史美術館、ヴェルヴェデーレといった超大物は翌日の楽しみに・・・
美術館が並ぶミュージアムクウォーター
MUMOKは近代的な建物ですな
MUMOKはカンジンスキー、オスカー・シュレンマーなどの近代絵画、彫刻、映像作品を展示しています。
これは誰の絵画だったか
リンクを行くトラムも見られますよ。
伝統のデュワグカーもずいぶん数を減らしまして、20%ぐらいかな。多くの低床電車が芋虫のように走り回っています。
夕方、町の中心の聖シュテファン寺院に行ってみます。
ドームの内部
それにしてもここまで人出が多いのは初めてです。世界中で旅行ブームが起こっているようです。
ケルントナー通りも人々々
夕食を購入して翌日のヴェルベデーレと美術史美術館の予定を考えていると、ヴェルベデーレは時間して予約制になっているというとこが判明しました。ややや、これはしまった。
Klooksで予約できないか調べたところ、まだ受け付けているようなので予約を入れましたが、これが数時間後にキャンセルされるという異常事態に。その後、マネージャーからお詫びのメールが入ったりしてなんじゃこりゃ。です。
翌朝、仕方ないので、当日分を期待してヴェルベデーレに向かいました。
なんのことはない、とくに待たされたりすることもなく、9:30入場のチケットが買えまして一安心。
ヴェルベデーレ宮の窓からは緩やかな庭園越しにウィーンの街が見えます
ヴェルベデーレはクリムトやエゴン・シーレのコレクションで有名ですが、そのほかも見どころは多く午前中いっぱいかけて鑑賞できました。クリムトの「黄金のアデーレ」がアメリカにわたってしまったのは個人的には残念です。
午後は、リンク近くの美術史美術館へ。ハプスブルグ家の集めた膨大なコレクションを中心に展示しております。特に北方ルネッサンス時期の絵画が楽しみ。
美術史美術館に着きました
女帝マリアテレジアが見守ってます
絵画コレクションは膨大で見どころはたっぷり。絵画のほか、エジプトの遺物、ギリシャ、ローマの芸術家ら近世の絵画まで好きなものを見ることができます。北方ルネッサンスを中心に見てまわりました。
ブリューゲルの名画
ブリューゲル父のバベルの塔
大バベルという方です。小バベルはオランダにあるとか。
長細密な名画ですので、拡大してみますと
部分の拡大でも細密です
アルチンボルトの変画
歩き疲れたらカフェで休憩
カフェも超豪華です
美術史美術館の後は、昨日訪れたミュージアムクウォーター内のレオポルト美術館へ。(昨日は休みでした)
クリムト、エゴン・シーレの絵を集めています。
クリムトの初期の作品
普通の絵も描いていたのだな
エゴン・シーレの代表作
これにてウィーンの観光は終了。
ホテルのバーで進められたビールで乾杯!
ウィーンの地ビール。オッタクリンガーだそうです
鉄オタク、絵画お宅にはふさわしいかも(笑)
<続きます>
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