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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記11(首都ベルンにて2) [やまびこ(旅日記)]

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24年夏・ヨーロッパの電車撮影記11(首都ベルンにて2)



ベルンには面白い市内交通がいくつか走って?います。
まずは6系統の青電に乗って・・・
前に書いたように6系統はWorb Dorf–Worblaufen線に乗り入れる関係で全低床車の投入が遅れていて、1車体だけ低床車体を挟み込んでいます。

その6系統のWorb Dorfとは反対に行く電車に乗って向かったのは、郊外のグルテン山に登るグルテン・ケーブルの麓の駅。グルテンケーブルも無料範囲に含まれていましたのでありがたい。



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このカッコいいケーブルカーに揺られて



グルテン山には遊園地が併設されています。


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旧市街地を見下ろす



遊園地のミニ鉄道が面白い。

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一周100mもないようなミニ鉄道ですが、機関車が妙にリアル。
レーティシュ鉄道のGe4/4III やMOBで使われているGe4/4型にそっくりです。こういうのをリアルに作るのはさすがスイスです。

さて、あまり見るところもないので、戻ります。が、交通地図をよく眺めるともう1か所ケーブルカーがあるみたいです。スイス国内地図で確認するとどうやら、旧市街に川沿いに降りるケーブルカーがありそう。

というわけでホテルに戻って、そこから歩いて向かってみます。

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DRAHTSEILBAHNの看板が見えました


ザイルバーンというのがケーブルカーってことですわ。

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連邦議事堂の裏庭とアーレ川沿いを結んでいます



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キルフェンフェルト橋をゆくトラムが見ます



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ケーブルカーが見えました



こじんまりした車両で線路も100mぐらいしかないようです。
一応改札があって、無料パスを見せるとWellcomeといって乗せてくれます。
2分ほどで下の駅についてしまいます。

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これで全部です。


市内交通としてのケーブルカーがある都市としては、サンフランシスコ、リスボンが有名ですが、ベルンにもあったとは知りませんでした。さらにチューリッヒもあるようですが、ほかの年にもあるでしょうか?

ベルンは徒歩で下る人も多く、市内共通の運賃制度が採用されているから生き残って活用されているんですね。

さて、もう1か所、地図上で怪しい記号を見つけました。

ケーブルカーの下の駅から東に向かって、キルフェンフェルト橋の下をくぐったところに何かありそう。スイス地形図では赤い[新月]が置いてあるだけ。赤いのは軌道系公共交通なのです。もしかして・・・

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キルフェンフェルト橋をゆくトラム



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キルフェンフェルト橋をくぐって進みます



すこし、崖に近づいてみますと・・・・


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おっ!やっぱりエレベータがあるんだ!



こちらにも番人がいて、1階1.5CHFだそうです。

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左のおっさんが改札係



上まで上ってみました。

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エレベータが地上と天井を結んでいるようです



ここも公園になっていて、アーレ川を見下ろせます。


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美しい川に囲まれた町です



この日の冒険はここまで。


<続きます>




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