24年夏・ヨーロッパの電車撮影記7(MOB撮影記4) [やまびこ(旅日記)]
24年夏・ヨーロッパの電車撮影記7(MOB撮影記4)
翌日は最後のMOB撮影として、Gstaad付近に戻ってみることにしました。
実は腕時計が止まっていて、1時間遅れでの活動開始となってしまいました。やってきたGPXに乗り込んでGstaad駅へ。この2つ先のSchoneried駅からハイキングコースを歩こうという算段だったのですが、時刻表を見るとGstaadで5分ほどの停車時間がある。ここで荷物をコインロッカーに預けて同じ列車に再度乗り込むことに成功しました。
これで遅れを取り戻すことに成功、無事Schoneried駅に到着しました。このあたりは高原リゾートで高級そうな別荘やコッテージが並んでいます。
GPXPEに乗ってきました
山小屋風の駅舎ですが無人です
Schoneried駅から5分ほど歩くと絵葉書で見覚えのある景色が現れました。線路がオメガカーブを描いて下っています。
う~ん、晴れててよかった。ほんとはもっと早い時間が良かったんだけど。
パノラマエクスプレスが丘を下ってきました
続いて、古典客車を挟んだPEが上ってゆきます。これを引きの構図で。
すでに車両に日が当たらなくなってしまいましたので、先に進みます。
ル・リュブリに向かってまっすぐ進む道を行きます。
再びMOB線路と合流したところで・・・
回送の電気機関車がやってきました
もう1本
ロマンスカー編成がやってきました
ここから牧場の中のハイキングコースをたどって、丘の上にたどり着きます。
ここで列車を待つ間にだいぶ雲が出てきてしまいました。
反対側を見下ろしますと中腹にあるGruben駅に停車する電車が見えます。
この後、Gstaadの町に向かってオメガループを下り、ザーネ川の谷筋をたどってゆきます。
私も谷に降りてGstaad駅に向かいます。
途中築堤を上ってくるGPXPEをキャッチ。
雪山を背景に築堤を上ってくる
ル・リュブリを見ることができたので大満足。駅に戻って荷物をピックアップ。今度は西側、レマン湖畔のモントルーに向かいます。
PEに乗ってGo
ロシニョールまでは同じ道をたどり、ザーネ川に沿って緩やかに下ってゆきます。ロシニョールの湖は第2次大戦後の荒廃した産業を立て直すために、発電用のダムによって作られたヴェルネクス湖というものでそのダムの脇を通って下ってゆきます。ダムを過ぎるとMontvonを過ぎて本格的な山越えにかかります。ハイキング帰りのお客さんがたくさん乗ってきました。
山に張り付くように上り詰めて長いトンネルを抜けるとレマン湖に向けた急坂を下ってゆきます。
ここからはつづれ折のヘアピンカーブを都合4回回って、湖岸線の高さにあるモントルー駅に滑り込んでゆきます。
レマン湖を見ながら下ってゆきます
モントルーの駅は崖に張り付くような地点にあって国鉄SBBの駅の山側にMOBのホームと、ラックレールのモントルー=ロッシェ・ド・ネー線(これもMOB)ノーホームが張り付いています。
駅裏のB&Bを予約してきていたので荷物を牽いて向かいます。どうやらMOBの線路際にあるようなのですが、その住所に書いてある通りが見つからない。へへへ、見つからない。
何回か同じところを往復してやっと見つけました。
ベルモンテ通り!
へ!この階段を上るんですか?
20Kgの荷物を担ぎ上げて何とか宿にたどり着きました。ほんとに、MOBの線路際の部屋でございました。
<続きます。モントルー泊>
GPXPE、バンハー?、台枠?。
スタイリッシュな車体と対称的で面白いですね。
子供の頃に乗った名鉄モ520形を思い出しました。
by skekhtehuacso (2024-08-16 18:42)
skekhtehuacso さん
こんにちは。GPXPE:Golden Pass ExpressのPanorama Expressですが、連結器がヨーロッパで一般的なねじ式ではなくて、機関車ともども一種の自動連結器になったみたいです。台車は1000mm/1435mmの軌間変換式なので台枠ともども大きくなっているみたいですね。バンパーみたいなのは連結器のバッファーが中に隠しているんですかね。
by やまびこ3 (2024-08-17 21:39)