24年夏・ヨーロッパの電車撮影記3(ルンゲルン湖2) [やまびこ(旅日記)]
24年夏・ヨーロッパの電車撮影記3(ルンゲルン湖2)
地図を見ていると、ブリューニック峠からルンゲルン湖にかけて鉄道線路に沿ってハイキングコースがあるようなので、翌日はそこを歩いてみます。ホテルに荷を預けて列車に乗り、Brunig-Hasliberg駅(峠にあります)に降りて下って見ましょう。
少し下ったところ、線路がきれいにカーブしています。
機関車牽引のIR列車
ラックレールをつかってぐいぐい上ってきます。
続いて、下ってくるPE車両をキャッチ
綺麗な花が咲いています。
さらに登ってくるPEをキャッチ
ここでいったんブリューニック峠まで戻って、サミットに上ってくる電車を撮影します。途中、下から上ってきた老夫婦と一緒になって話したところ。
や:下から歩いてきたんですか?
夫婦:そうだよ。あんたと同じホテルに泊まってたじゃないか。
や:(ありゃ、気が付いてなかった)
や:そりゃあ上りきついですね。
夫婦:ああ、でもこれからサンチャゴ・デ・コンポステーラまで行くんだ。
や:(ゲ!!スペインまで歩いて行くんですかい)
や:そりゃあ遠い。巡礼の旅なんですね。
夫婦:行ったことあるかい。
や:ええ、観光で行きました。
夫婦:今日はブリエンツの隣の●×△まで行くんだ。
や:それじゃあ、気を付けて。
駅の周りは道の駅的な店が集まっていて、その先にサミットがあります。が、行ってみると峠の道のすぐ下に民家があって不思議な景色です。
ピークに差し掛かるPE電車
対岸の山に滝が落ちているのが見えます。ブリエンツ湖の南側の山になります。
雄大です。
さて、今度は線路に沿って下ってゆきます。
先ほどのカーブを過ぎて、少し開けた場所に出ました。
緩勾配を駆け下るPE車両
続いて・・・・
制御客車を先頭に勾配を下ってくるIR
RungerunとBrunigの間にあるKapelli信号場にきました。
さらに少し進みますと線路は短いトンネルに入ります。ハイキングコースはこのトンネルの上を越えて道路に出ましたが・・・・
じゃ~~ん!
ルンゲルン湖が見ました
いや~、天気が良ければなあ。
ここにきて雨が降り出しました。
はるかに列車が接近してきました。
昨日歩いたカーブをやってくるPE車両
山襞に沿って上ってきます
ルンゲルンの駅に着きました
周囲に高級ホテルが並んでいます
続いて、上から電車がトンネルを抜けてきました。
勾配を下ってルンゲルン駅に近づいてゆきます。
美しい牧場を行くPE車両
ルンゲルンを過ぎて湖の周りを進んでゆきます。
こんな具合に下まで降りてきました。
雨も降っているので、いったんKaiserstuleに戻って荷物をピックし、次の滞在地に向かいます。
PE車両のBistroにいってデザートをいただきます。
あいにくの雨の中ですが、Brunig峠を越えて、マイニンゲンで方向転換、観光の中心地、インターラーケン・オストで乗り換え。1駅のインターラーケン・ヴェスト駅にて今日の行程はおしまい。
インターラーケンはユングフラウへの入り口ですが、今回は中継地として一時待機します。
<インターラーケン泊>
もしかしてこのラックレール、リゲンバッハ式ってやつですか?
by skekhtehuacso (2024-07-30 21:29)
skekhtehuacso さん
こんにちは。Wikiをみるとリッゲンバッハ式となっているので、そうだと思うのですが、前記事の直線部分のラックレールを見るとシュトループ式(レールに歯が刻まれているやつ)に見えます。一方、山中のはリッゲンバッハ式に見えますね。この両方式は互換性があるのかもしれません。
by やまびこ3 (2024-08-02 15:47)