2024年3月北九州乗り鉄たび(その6・南阿蘇鉄道・豊肥本線) [はつかり(鉄系)]
2024年3月北九州乗り鉄たび(その6・南阿蘇鉄道・豊肥本線)
3月7日、8日
熊本滞在中に熊本地震から完全再開なった南熊本鉄道に乗車しに行こうと考えてました。
昔々、国鉄の高森線時代に乗ってから数十年、この日を待ってました。
まずは豊肥本線で立野へ。
肥後大津で電車から気動車に乗り換え立野へ。
まずは立野駅の北側のスイッチバック路線を見に行きます。
この区間、10年前にも来ていますが、地震にも負けずほぼ従来の線路のまま再開されたのは鉄道ファン的にはありがたいことです。
さっそく、「あそぼ~い」が上ってきました。
今日は曇り空の下上ってきました
今度はキハ185の「九州横断特急」が下ってきました。
最後の国鉄製特急車両になったんですね
下の方から菜の花畑を仰ぎ見てみます。
キハ200が下ってきました
春ですねえ~。
さて、これから南阿蘇鉄道の白川橋梁を見に行きましょう。
少し坂を下りて立野の集落を抜けて国道57号線を越えて下ったところに白川の支流黒川をまたぐ阿蘇長陽大橋がかかっています。276mの長い橋梁で、立野駅の下にある阿蘇立野ダム建設工事のために作られた橋です。地震で大きな被害を受けましたが、落橋することはなく修理が行われました。
この橋の中ほどから下流側を見ますと有名な鉄骨アーチの南阿蘇鉄道第一白川橋梁が見えてきます。橋の反対側に駐車帯があって、与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑が立っています。
ここから、南阿蘇鉄道の列車を何カットか記録します。
南阿蘇鉄道のMT4000形が鉄橋を渡ります
鉄橋上では減速して見学のサービスしてくれるようです
後方からエンジン音が聞こえました。
振り返ると豊肥本線の気動車が坂を上ってゆくのが見えました。
新阿蘇大橋の下を行くキハ200気動車
本来もっと上流に阿蘇大橋がかかっていたわけですが、地震で崩落し、同じ場所での再建は困難とされ600m下流のところに再建されました。こんな近くに2つも橋が必要かという気もしますけど。
さらに次の列車を待ちます。
いつまで見ていても飽きません。
そろそろ、南阿蘇鉄道乗車に移動しましょう。
20分ほどかけて立野駅に移動。ここで待機している間に何か音がして変な列車が入って見ました。(入ってくるところは撮りそこないました。)
"あれれっ”
列車は立野駅の奥の方に据え付けられました。
トロッコ列車「ゆうすげ」号とONE PIECEとのコラボ列車「サニー」号の併結列車
この日は平日でしたが、「ゆうすげ」+「サニー」の練習運転でもあったに違いありません。
午後の列車の入線を待ちます。
MT4000形が入ってきました
列車に乗り込み、豊肥本線の接続列車が着くと、さらりと座席が埋まりました。
出発すると早速右手にダムが見えてきます。
阿蘇立野ダムです
続いて・・・
第一白川橋梁を渡ります
上流に先ほど撮影していたポイントが見えます
この先南阿蘇の高原を淡々と進んでゆきます。
終点の高森に着いたところで、先ほど立野に来た「ゆうすげ」+「サニー」が戻ってくるに違いないと踏んで、走行写真の撮れそうな少し戻った町はずれに行っててみます。
週末運行のダイヤ通りに列車が現れました!ラッキー!
トロッコ列車が通過!
そして後ろには「サニー」号がぶら下がっていました。
駅に戻るといろいろな車両が留置されています。
背景に阿蘇の中央火口丘群がかすかに見えています。
晴れた日に来てみたいと思います。
翌日
3月8日
豊肥本線の宮地まで行って、「あそぼ~い」の熊本行きを撮影します。
宮地駅トウチャコ
宮地駅から東側の山に差し掛かるポイントまで20分ほど行ったところのこ線橋で撮影することとしました。
キハ125の普通列車
橋の上に登ってみます。
「九州横断特急」が大分に向かいます
普通列車をもう1本
南側の森の背後に阿蘇山の噴煙が見えていたのですが、雲が頂上を隠してしまいました。
「あそぼ~い」が下ってきました
阿蘇山をめぐる鉄道の旅でした。
<続きます>
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