2023年も北海道へ(5 網走滞留の記、そしてエピローグ) [やまびこ(旅日記)]
2023年も北海道へ(5 網走滞留の記、そしてエピローグ)
<5日目は網走市内に滞留>
5日目、恐れていた大雪のため、北海道の交通はマヒ状態。
石北本線は夕方までほぼ終日運休。雪の少ないので期待した釧網本線も、川湯方面の雪のため終日運休となりました。これは石北本線の除雪、点検を優先するため後回しにした面もありそうです。
網走市内の交通は普通に動いているので、天都山に観光に行くことにしました。
天都山への観光路線に乗ってまずは頂上を越えたところにある、道立北方民族博物館に行ってみます。
北方民族博物館です
”らい”さんのYoutubeで見て気になっていました。
北海道のアイヌをはじめとする世界中の北方民族の資料を集めた博物館で、世界史の主流ではないけど長い歴史を刻んできた極北の人々の文化に驚きと発見があります。
海獣の腸で作った被服
こんなおまじないみたいな像も発掘されています
アイヌ文化よりさらに古い時代から北方に暮らしがあったことも知ることができました。
続いて、天都山頂上のオホーツク流氷館へ
展望台と流氷の展示があります
地下に冷蔵室があって、流氷が展示されているのですが、前室がミニ水族館になっています。
オオカミウオも幼魚の時はちょっとカワイイ
オホーツク海のシンボル、クリオネ
そういえば、昔網走の海岸に水族館があったんだけどなくなってしまったのでしょうか。
さて、冷凍室ではぬれたタオルを貸してくれて、振り回すとカチンコチンに固まるといのですが、これがなかなか固まんないんですよ~。
な~、キツネくん
新潟の遊園地にあるアラスカの館?の方が寒そうだな。
少し待っていると雪のため閉鎖されていた屋上の展望台が開きました。ちょうどTV局が取材に来ていました。この日が、網走で流氷が見えた流氷初日だったそうで、トップの写真を見ていただくとかろうじて流氷が見えています。ウトロあたりでは接岸が見られたようです。
天都山の最後は、少し下った、博物館網走監獄。
ここは有名ですね。網走刑務所を移築保存した施設です。
正門です
守衛さん大変です!
とおもったら、マネキンでした
網走監獄は、かってはふもとの現在の刑務所の場所で公開されていたような気がするのですが、その後、山内に移築されています。また二見ケ岡支所の建物なども移築されて見ごたえのある施設になっています。重要文化財が目白押しです。
放射状の獄舎です
網走での刑務所生活はさぞ寒いことでしょう
この日はこのくらいで活動終了。
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<6日目>
残念ながら、釧網本線は、この日も昼まで運休になってしまいました。
午後の「流氷物語3号」から運転を再開するということでしたが、「流氷物語」はキハ40の北海道の恵みシリーズ車両で運転されるのですが、おそらく今年がラストシーズン。そこで、ウトロへのバスで北浜付近まで先乗りして、原生花園の入り口あたりで、1カットでも撮ってやろうと考えました。
網走駅(1357)-[斜里バス]-(1421)白鳥公園入口
少し浜小清水寄りに進んで、スノーシューを着用し、線路を見下ろす丘に登りました。
「流氷物語3号」
森の恵み、流氷の恵みの2両編成ですが、海側のボックス席を指定席とし、それ以外は自由席という芸の細かいところを見せています。
北浜駅まで戻って、網走寄りで帰路を待ちます。
「流氷物語4号」
帰りは東藻琴からのバスのある藻琴駅付近まで戻って、網走観光交通の貴重な路線バスに乗りました。
国際興業塗装のバスが来ると面白いと思いましたが、観光兼用のバスが来ました。
これで、網走駅に出て、その後は今回は順調に帰宅できました。
<お終い>
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