祝！ 只見線再開運行開始

祝！　只見線再開運行開始

10月1日に11年ぶりに再会した只見線の会津川口－只見間。初日には車両トラブルによるダイヤ乱れなどの事件があったようですが、まずはおめでとうございます。
一方、磐越西線が水害で不通になるなど、あちこちでローカル線に災害が相次いでいて、手放しで喜んではいられない状況ですが、ローカル線にも税金を投入することにはもう少し寛容になってもいいのではないかと思います。

10月1日、2日には、旧型客車を使った「再会・只見線」号が運転されたわけですが、この時期に行くのはあまりに人出が多そうなので、遠慮しました。代わりに、9月初めに実施された、旧型客車とDE10による試運転を記録がてら、再開された会津川口－只見間27.6Kmをチャリ鉄しました。（道路距離はGoogle Mapで29.6Km）

10月5日


試運転の1日目、途中からの参戦になりますが、会津若松駅にやってまいりました。

この日向かったのは蓋沼公園からの俯瞰ポイント。
最初に入った道路は途中で土砂崩れのため通行止めで出直しとなりました。が、何とか時間前に頂上近くの台東区民の森の展望台に到着。いるわいるわ、同業者が大勢。

なんとか、ここでポイントを確保できまして・・・・

試運転列車が戻ってきました～！

欲を言えば、もう少し稲穂が黄色いと絵になったのですが。



10月6日

翌日、会津川口までやってきました。

再開の準備も着々と進んでいるようです

この先、試運転列車が下ってくるまでだいぶ時間があるので、大志集落の対岸に行って、現在運行中の列車を撮影してゆきましょう。

426Dが戻ってゆきます

少し場所を変えて

425Dが下ってきました

車両運用は今一つ分かってません。
この後、旧型客車の試運転列車が下ってきますので、再開区間にサイクリングを進めましょう。

とはいっても、すぐに第5橋梁が見えてきました。
一応、下り列車はここで記録しようと思ってました。下路トラスとガーターの組み合わせの橋梁ですが、流されたのはガーターの一部にとどまったので、原型を残しています。

昭和に戻ったみたいです

帰りはできれば第8橋梁で撮影しようと考えていたので、先を急ぎます。

本名ダム直下の第6橋梁

この先も道は長い・・・・

会津横田－会津大塩間の第7橋梁

第8橋梁までもう少し・・・・というところで時間切れ・・・・・

試運転列車が来てしまいますので、会津塩沢の手前のスノーシェッドのすき間から、塩沢橋付近を行くところをキャッチできました。

第8橋梁で撮影を終わって追っかける車が、次々に画面に入ってきてしまいます。
う～ん、第8橋梁は狭いので規制されるかと思ったけど、撮れたのかな。

第8橋梁まで来ると、片側塗装工事化なんかやっていて、通行規制されていました。が、逆に撮影できる位置は人が入りやすかったかも。

第8橋梁は渡らずの橋です

只見町内にも記念フラッグが

予定通り只見駅に着きました。
駅前に奥只見インフォメーションセンターが新設（もしくは移転？）されました。
こちらで、スナックをいただいて休憩したことです。

この後、只見から小出、長岡経由で戻ったところです。

観光には使いにくい時刻となってますが、何とか末永く走り続けてほしい。


＜お終い＞

コメント 4

只見線の復旧はずいぶん時間が掛かってしまいましたね。ＪＲ東の「赤字路線の復旧に費用を掛けるのは株主の理解を得られない」（ので復旧には着手しない）という言い分は公共事業者としてあまりに無責任に聞こえます。一民間企業である前に国民の財産国鉄を継承して事業を営んでいるという意識が希薄ではないかと思ってしまいます。
by サットン (2022-10-09 15:50) 

なんとか生き残ってくれたようでホッとしています。
わたしも乗りに行こうと思います。
ひとりでも多くの乗客が必要と思いますので。
by ナツパパ (2022-10-10 09:35) 

サットンさん
まったくおっしゃる通り。東京都内の土地はで大儲けしてるのにねえ。
復活したからには有効に活用してほしいのですが、観光客には使いにくいダイヤですねぇ。福島線はもっと口を出してもいいのでは。

by やまびこ３ (2022-10-10 17:46) 

ナツパパさん
私も早く乗りに行きたいです。紅葉時にもっと臨時列車を走らせてくれればいいのに、と思います。
会津鉄道のトロッコ車両を使った観光列車が今年はかなり多く走るようですが。
by やまびこ３ (2022-10-10 18:53)